耳鳴りは耳ではなく脳で起こっている

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耳鳴りと聞くと、耳で小さな音が鳴っていると思われているかもしれません。

 

確かに、それまでは耳鳴りは、耳でなっているものと考えられていたので、そのように思われている方が多いかもしれませんが、最近の研究で耳鳴りの音は脳で作られていると考えられるようになりました。

 

耳鳴りのきっかけは内耳の障害によるもの

耳鳴りの音は脳で作られていると考えられるようになりましたが、耳鳴りのきっかけは内耳の障害によるものと言われています。

 

耳からの信号(音)が少なくなると脳は音の感度を上げようとするので、耳鳴りの音を作りだしてしまうということになります。

 

耳が原因で耳鳴りは起こるわけですが、耳の状態に反応して耳鳴りを発生させるという脳の働きだと言われるようになりました。

 

耳鳴りの原因は様々な病気から起こることもありますが、どれも耳のどこかしらの異常により脳がそれらに対して働いた結果、耳鳴りとして音が発生させられるということです。

 

難聴の人の多くが耳鳴りの悩みを抱えている

耳鳴りは、様々な病気から起こることもありますが、その1つに難聴も挙げられます。

中耳炎や風邪などなんらかの病気の場合は、耳鳴りが起こるきっかけとなったそちらの病気の治療を受けることで、病気が治れば耳鳴りも治ると考えられますが、耳鳴りの悩みを抱えている人の中には難聴の人が多くいます。

 

難聴の人の50~70パーセントが耳鳴りの悩みを抱えているとも言われています。

難聴の全ての人ではないものの、半数以上もの人が耳鳴りを抱えていることからも、難聴の人は耳鳴りも起こると考えて対応すると良いかもしれません。

 

内耳の障害を改善させるために補聴器を使う

内耳の障害により、脳は耳鳴りの音を作りだしてしまうということが最近わかってきました。

 

このことから、難聴の人は補聴器を使うことで難聴の悩みは改善され、また外の音がきちんと入ってくることで、脳は耳鳴りを起こすという働きをしなくなるので、耳鳴りもなくなると考えられます。

 

耳鳴り治療機能付きの補聴器

難聴からの耳鳴りの場合、外からの音を補聴器を使うことできちんと入るようにすると耳鳴りも治まると考えられていますが、更に耳鳴り治療機能付きの補聴器の使用も良いのではないでしょうか。

 

この耳鳴り治療機能付きの補聴器は、広帯域ノイズという雑音が流れるようになっており、この雑音で、耳鳴りが気にならなくなる効果があると言われています。

不快感はありません。

このノイズ、慣れるまでは少し気になる人もいるようですが、慣れてくると意識することもなくなってくるようです。

生活音の中で例えると、エアコンや時計の音などと同様でしょうか。

慣れるまでは、うるさく感じるかもしれないものの、毎日聞いていると慣れて気にならなくなっていきます。

 

この他にも、耳鳴りの治療法として、心理療法や音響療法、薬物療法などもあります。

医師と相談して、自分に合う治療法で耳鳴りの改善に取り組んでください。

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